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ステキな人々

建築家の田根剛さんの建築ポリシーは場所の記憶を掘り起こす!情熱大陸で

投稿日:2016-03-27 更新日:

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3月27日の情熱大陸では、新国立競技場基本構想で最終選考に残った『古墳スタジアム』で大きな話題となった建築家田根剛(たねつよし)さんが主人公。

残念ながら、この、古墳スタジアムは勝ち取ることができませんでしたが、田根剛(たねつよし)さんの建築に対する想い、ポリシーは彼の人生そのものでとてもステキなのです。

このページでは、その建築に対する想いと田根さんについて調べてみました。

古墳スタジアム

プロフィール

・名前:田根剛(たねつよし)

・生年月日:1979年9月14日(36歳)
・東京都生まれ。パリ在住
・1998年、北海道東海大学芸術工学部建築学科入学
・2000年、スェーデンのシャルマス工科大学へ留学
・2002年、北海道東海大学芸術工学部建築学科卒業
・2002年、デンマーク王立芸術アカデミー各員研究員
・2003年、ヘニング・ラーセン事務所に。
・2005年、アジャエ・アソシエイツに。
・2006年、ダン・ドレル氏(イタリア)、リナ・ゴットメ氏(レバノン)と共にDGT(DORELL.GHOTMEH.TANE / ・ARCHITECTS)をパリで設立。
*現在はコロンビア大学GSAPP(パリ)とESVMD(スイス)の講師

建築に対する想い、ポリシーは?

田根剛(たねつよし)さんの建築のポリシーは「場所の記憶を掘り起こす」。

「建築家とはローカルな仕事を請負、その土地、町並み、人を知って始めて仕事が出来る」と、語られています。

田根さんは、アイデアでしか世界を変えられないと思っていらっしゃって、何かを思いつく力ではなく、もともとその場所にある、目に見えないものを発見する力。

それが自分たちの一番の強みだと。

20世紀には、新しいものをつくることに対し建築がすごく大きな力を発揮しました。

でももうその時期は過ぎて、これからはむしろ過去を掘り起こし、次の時代につないでいかなければ、本当に途切れてしまう。

建築はただの建物ではなく、文化や歴史を次の世代につないでいけるものなんです。

僕らはそこに全力を注ぎつくろうと思っています。

こういう想いから作られたのが、今回の情熱大陸で放送されるエストニア国立博物館

自分の家族を大切にするように、身の回りの環境や歴史を大事に思える力、守る力。それはフランスで一番強く学んだことだそうです。

イタリアもそうですけど、大事なものを知っていて、それを絶対に自分たちの代で変えてはいけないと思っていると。

時代と共に変化していく建築家としての仕事の内容は変わっていくけれど、自分の人生や魂を注ぐという意味ではずっと変わらないと思います。

目に見えなくとも、注いだエネルギーは決して裏切らない。

結果は必ず形に出ます。また、そういうものでしか人の心は動かないのだと、強く信じています。と。

 

番組内容

出典:http://goethe.nikkei.co.jp/

出典:http://goethe.nikkei.co.jp/

 

今回の番組では、10年がかりで取り組んだエストニア国立博物館の建設現場で、現地の技術者たちと意見の違いを乗り越えながら現場を指揮する田根さんに密着したもの。

エストニア国立博物館エピソード

26歳の若さでエストニアの国家プロジェクトである国立博物館の国際コンペを勝ち取り華々しくデビューし、イタリア人、レバノン人建築家と3人でパリに建築事務所を構え、現在は世各国で20カ所以上のプロジェクトに関わっていらっしゃいます。

なんと、最初にトライしたエストニア国立博物館の国際コンペで優勝するという華々しいデビューを飾られました。当時26歳。

3人とも別々の事務所でスタッフとして働いていたものの、実際は実績も経験もほぼない状態だったそうです。

とにかく手探りで、設計には5年ほどかかりきりだったと。

建物自体は2016年初頭に完成、その後に展示の準備や収蔵品の入念なチェックが入り、2016年9月末オープンを目指しているそうです。

世界の片隅の博物館ですが、エストニアの人々にとってはものすごく大きな文化的意味を持っているのだとか。

旧ソ連時代につくられて、未使用のまま荒廃していた軍事用滑走路を、施設に取り込む形で設計されているそうです。

当時のエストニアはソ連から独立して15年を迎えた節目の年でした。

人口の4分の1がロシア人で、国家・民族としてエストニアはどうあるべきかが議論されていた時期でもあって。僕らが提案したのは、過去を抹消するでも壊すでもなく、つないでいくことだったと。

結果として審査総評で「モニュメントではなくランドマークとして、大地に刻み込むようなアイデンティティーになっている。だから我々はこれをつくりたい」と言ってもらえたことはすごく嬉しかったそうです。

田根さんはいつも、その土地の記憶や人の思いを掘り下げることで、「この場所にはこれしかない」と思えるデザインを探すそうです。

先ほどご紹介いただいた新国立競技場もそうですが、その方法論が確立したのは、エストニアの経験があったからだと。

建築家になったきっかけ

田根剛(たねつよし)さんが建築家になった経緯はとってもユニークです。

通常、建築家を目指すとなると、早い時期から専門の勉強ができる学校などを選ぶと思うのですが。

田根剛さんは、実は、高校時代にジェフユナイテッド市原のユースチームに所属していて、将来はJリーガーになる予定だったそうです。

ところが、残念なことに、けがでプロを断念することになった時、大自然にあこがれて北海道にある大学へ進学なさるのですが、その大学や学科を選んだ基準が

・大学の学科が建築とデザインしかなかった
・オモシロそうだからという理由で、建築を選んだ

というものです。

そして、在学中に、スェーデンのシャルマス工科大学へ1年間の交換留学をされるのですが、これが、現在の田根剛さんの原点になったと話されています。

おもな受賞歴

・2004年 SDレビュー2004 入選(日本)
・2006年 エストニア国立博物館国際設計競技・最優秀賞(エストニア)
・2007年 フランス文化庁新進建築家賞07-08(フランス)
・2008年 ミラノ建築家協会賞(イタリア)
・2010年 イアン・チェルニコフ賞・ノミネート(ロシア)
・2012年 アルチュール・ランボー美術館・優秀賞(フランス)
・2012年 新国立競技場基本構想国際デザイン競技・最終選考(日本)
・2012年 ヴィゴレリ・ヴェルドゥローム・スタジアム・優秀賞(イタリア)
・2013年 Red dot Award Winner賞(ドイツ)
・2014年 IF DESIGN AWARD(ドイツ)
・2014年 ミラノ・デザイン・アワード 2部門受賞・Best Entertaining + Best Sound(イタリア)

この中で有名なのが、最終選考まで残った『古墳スタジアム』と呼ばれる新国立競技場のコンペ。

田根さんの現在とこれから

近頃は日本の老舗のお仕事が増えて、月に一度くらい日本に来られているようです。

・「千總(ちそう)」という、京友禅の老舗の店舗改装計画—2015年が創業460周年

・とらやの本店—480年続いています。

虎屋さんも千總さんも「老舗だからこそ新しいことをやりたい」と、あえて若手に時代を背負わせるという姿勢で田根さんに依頼されているようです。

 

 

 

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